「右手はぴったりなのに、左手だけ浮く」。ネイルチップを何度か使った方から、よくいただく声です。 結論からいうと、左右の手で爪の横幅が違うのは、めずらしいことではありません。片方の手で測った番号を両手に使うと、合わない指が出ます。
私はネイルチップを一枚ずつ手作りしていて、ご注文では左手・右手それぞれ5本、合わせて10本の番号をお伺いしています。この記事では、左右で違いが出る理由と、失敗しない注文のしかたをまとめました。
左右の手で、爪のサイズは違うのが普通
手の大きさが左右で少し違うように、爪の横幅も左右でそろっていないのが普通です。差はたいてい0.5〜1mm(チップ番号で1つ分)で、見た目では気づきにくい量です。
けれどネイルチップは、横幅が0.5mm違うだけで「両端が指の肉に乗って浮く」「爪の端が見える」が起きます。だから、左右を同じと決めつけずに測ることが、いちばんの失敗防止です。
なぜ左右で違う?よくある3つの理由
| 理由 | どう違いが出る? |
|---|---|
| 利き手をよく使う | 利き手側の指のほうが、爪が少し大きく育ちやすいと言われています。右利きなら右手のほうが広め、ということが多いです |
| 過去のケガや癖 | ドアに挟んだ、爪をかむ癖がある、などで片方の爪だけ形が変わっていることがあります |
| もともとの骨格 | 指の太さ自体が左右で違えば、爪の横幅も違います。人差し指と薬指で差が出やすいのはこのためです |
どれも「直すもの」ではありません。違いを前提に、指ごとに番号を選べばよいだけです。
左右で違いが出やすい指はどれ?
当店で10本の番号をお預かりしていて感じるのは、次の傾向です。
- 人差し指:利き手側が1番大きい(=番号がひとつ小さい)ことが多い
- 小指:左右で1番違う方が目立つ。小指は幅が細く、0.5mmの差がそのまま番号の差になるため
- 親指:もともと他の指より広く、左右差も出やすい。測り間違いも多い指
- 中指・薬指:比較的そろっていることが多い
つまり「片手で測って両手に使う」と、人差し指と小指あたりで合わなくなりやすい、ということです。
左右別々に注文する方法(当店の場合)
当店の商品ページでは、左手5本・右手5本の番号を、それぞれ別に入力していただきます。左右で同じ番号でもかまいませんし、違っていてもかまいません。
| 手順 | すること |
|---|---|
| 1 | サイズの測り方のとおり、10本すべての横幅を測る(またはサイジングキットで番号を確かめる) |
| 2 | 商品ページで、左手・右手それぞれ5本の番号を入力する |
| 3 | 迷った指は、大きいほう(番号がひとつ小さいほう)を選ぶ |
番号がまだ分からない方は、オプションの「サイジングキット」をお選びください。0〜9の番号付きチップを左右10本すべての指に当てて確かめられます。一度分かった番号は、次回からそのまま使えます。
左右同じ番号で注文してしまったら
届いたチップを当ててみて、合わない指があったときの対処です。
| 状態 | 対処 |
|---|---|
| 大きい(両端が指の肉に乗る) | 両端をやすりで0.5mmずつ削れば合わせられます。削り方はこちら |
| 小さい(爪の端が見える) | 直せません。その指の番号をメモしておき、次回は大きいほうの番号でご注文ください |
| 合っているのに浮く | サイズではなく貼り方の問題のことが多いです。付け方の記事をご覧ください |
当店は、お客様の指に合わせて一点ずつお作りする受注生産のため、サイズ違いによる返品・交換はお受けできません。だからこそ、左右10本を別々に測ることと、迷ったら大きいほうの2つを、ご注文前に確かめていただければと思います。
この記事のまとめQ&A
ネイルチップのサイズは左右で違う?
違うのが普通です。差はたいてい0.5〜1mm(チップ番号で1つ分)で、利き手側の爪が少し広いことが多いです。片手の番号を両手に使わず、10本すべて測ります。
左右で違いが出やすい指は?
人差し指と小指です。人差し指は利き手側が大きくなりやすく、小指は幅が細いぶん0.5mmの差がそのまま番号の差になります。
左右別々の番号で注文できる?
できます。当店の商品ページでは左手5本・右手5本の番号を別々に入力していただきます。番号が分からない方はサイジングキットで10本すべてを確かめてください。
左右同じ番号で頼んで合わなかったら?
大きい指は両端をやすりで削って合わせられます。小さい指は直せないので、番号をメモして次回は大きいほうの番号でご注文ください。
