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écrin nail studioコラム爪が平ら・カーブが強いとき

Column·No.06·Sizing

爪が平ら・カーブが強くて浮く 横から見た形が合わないときの、チップの選び方と馴染ませ方

横幅は合っているのにネイルチップが浮くときは、爪の反り(横カーブ)とチップのカーブが合っていません。平らな爪は中央が、カーブが強い爪は両端が浮きます。見分け方、ぬるま湯で馴染ませる手順、親指ストレート加工の使いどころ、形の選び方をまとめました。

横幅の番号は合っているはずなのに、貼ると端が浮く。真ん中にすき間ができる。親指だけどうしても馴染まない。 結論からいうと、その多くは横幅ではなく、爪の反り(横カーブ)とチップのカーブが合っていないのが原因です。

横カーブというのは、指先の方向から爪を見たときの弧の深さのことです。人によって差が大きく、とくに親指は平らな方が多い場所です。この記事では、自分の爪がどちらのタイプかを調べる方法と、タイプごとの合わせ方をまとめました。

結論:横幅が合っているのに浮くのは「横カーブ」のずれ

まず、どこが浮いているかを見てください。浮く場所で原因が分かれます。

浮く場所原因直せる?
中央が浮き、押すとぺこぺこする爪が平ら(チップのほうがカーブが強い)○ ぬるま湯で馴染ませる・親指ストレート加工
両端が浮き、めくれやすい爪のカーブが強い(チップのほうが平ら)○ 中央から端へ圧着する・丸みのある形を選ぶ
根元にすき間ができる根元の丸みに沿わせずに置いている○ 貼り方で直る
爪の両端から自爪がのぞくチップが小さい(横幅の問題)✕ 直せない。番号を大きいほうへ

上の3つは横カーブや貼り方の問題なので、手元で直せます。いちばん下だけは横幅そのものが足りていないので直せません。横幅の測り方はサイズの測り方の記事にまとめています。

自分の爪が平らか、カーブが強いかを調べる

平らな爪チップのほうがカーブが強い中央が浮く・押すとぺこぺこする標準的な爪カーブが合っているすき間なしカーブが強い爪チップのほうが平ら両端が浮く・めくれやすいすき間すき間濃い線=自爪/金の線=ネイルチップ ─ 指先の方向から見た断面
爪の横カーブと、チップのカーブのずれ

調べ方はかんたんで、まっすぐな物を爪に当てて、すき間を見るだけです。定規でも、ポイントカードのような硬めのカードでもかまいません。

  1. 爪の生え際から先端まではまたがず、爪の横幅をまたぐように、まっすぐ当てる
  2. 指を目の高さに上げ、指先の方向から見る
  3. カードと爪のあいだにできる、両端のすき間の深さを見る
すき間の深さ爪のタイプ起きやすいこと
ほとんどない(〜0.5mm)平らな爪チップの中央が浮く。親指に多い
1mm前後標準的な爪横幅が合っていれば、そのまま馴染む
2mm以上カーブが強い爪チップの両端が浮く。小指・薬指に多い

10本すべてが同じタイプとはかぎりません。親指だけ平ら、小指だけカーブが強いという手はよくあります。当店は10本それぞれ別の番号でお作りしているので、指ごとに違っていて問題ありません。

平らな爪(とくに親指)に合わせる

平らな爪には、チップのカーブのほうが強い状態です。中央が浮き、押すとぺこぺこします。このまま貼ると、中央の空洞に力がかかって、数日で根元から外れます。

1.40℃くらいのぬるま湯に10秒ほどつける。チップの素材はわずかに柔らかくなるので、そのまま爪に当てて10秒ほど押さえると、爪の形に近いところで落ち着きます。熱いお湯は変形しすぎるので使いません。

2.中央からではなく、両端から押さえる。中央から押すと空気が端に逃げて、かえって浮きます。両端を先に押さえてから中央へ、が正しい順です。

3.親指は加工でも解決できます。当店には親指ストレート加工(+350円)という有償オプションがあり、親指のチップのカーブを平らめに作り直します。毎回親指だけ浮くという方は、ご注文時にこれを付けていただくのがいちばん早い解決です。

カーブが強い爪に合わせる

カーブが強い爪では、チップのほうが平らな状態です。中央は付くのに、両端が浮いてめくれます。

1.横幅は大きいほうを選ぶ。カーブが強い爪を定規で測ると、弧を上から押しつぶした幅を測ることになるので、実際に必要な幅より0.5mmほど小さく出ます。0.5mmで迷ったら、大きいほうの番号を選んでください。大きいぶんは削れますが、小さいぶんは足せません。

2.丸みのある形を選ぶ。同じ横幅でも、形によって端の角の立ち方が違います。カーブが強い爪には、角のないショートオーバル・ショートアーモンドのほうが沿いやすく、ショートスクエア・ショートバレリーナは角が残るぶん端が浮きやすくなります。

3.端は10秒押さえる。両端を指の腹で1か所ずつ、10秒ずつ押さえます。粘着テープを使う場合は、テープの厚みがわずかなすき間を埋めてくれるので、端が浮きやすい方はテープのほうが向いています。

それでも浮くときに見るところ

カーブを合わせても浮くときは、次の3つのどれかです。

  • 油分が残っている:手を洗ったあと、消毒用のアルコールで爪の表面を拭きます。ハンドクリームを塗った直後は付きません
  • 根元の位置がずれている:甘皮のきわに合わせるのではなく、甘皮の1mm手前に置いて、根元から先へ倒すように貼ります
  • 横幅が小さい:爪の両端から自爪がのぞいているなら、カーブではなく横幅の問題です。この場合は直せません

当店は、お客様の指に合わせて一点ずつお作りする受注生産のため、サイズ違いによる返品・交換はお受けできません。番号に自信がないときは、先にサイジングキット(+330円)でお確かめいただくのが確実です。

この記事のまとめQ&A

爪が平らでもネイルチップは付けられますか?

付けられます。平らな爪はチップの中央が浮きやすいので、40℃くらいのぬるま湯に10秒ほどつけてから、両端→中央の順に押さえて貼ります。親指がいつも浮く方は、親指ストレート加工(+350円)でチップ側を平らめにお作りできます。

ネイルチップの真ん中にすき間ができるのはなぜですか?

爪が平らで、チップのほうがカーブが強いためです。横幅ではなく横カーブのずれなので、ぬるま湯で馴染ませて両端から押さえれば直ります。押すとぺこぺこする状態のまま貼ると、数日で根元から外れます。

ネイルチップの両端が浮くのはなぜですか?

爪のカーブが強く、チップのほうが平らなためです。横幅は0.5mm迷ったら大きいほうを選び、角のないショートオーバルやショートアーモンドを選ぶと沿いやすくなります。両端は1か所ずつ10秒押さえます。

親指だけネイルチップが浮くのはどうしてですか?

親指は10本のなかでいちばん平らになりやすい爪だからです。当店は10本それぞれ別の番号でお作りしていますので、親指だけ番号を変えることも、親指ストレート加工(+350円)を付けることもできます。


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